- トップページ
- 女性のオプション検査
オプション項目の申込みは「予約制」です。
健診日の4日前までにお電話にてお申込み下さい。
女性医師および女性技師が検査します。
乳がんには、超音波検査でしか発見できないがんと、マンモグラフィでしか見つからないがんがあります。そのため、毎年両方の検査を受けることが理想的ですが、少なくとも1年ごとに交互に受診されることをおすすめします。
乳がんの罹患率は30歳代から徐々に増え始め、40歳代後半から50歳代前半にかけてピークを迎えた後、次第に減少していく傾向があります。
乳房超音波
どんな検査?
プローブ(器具)を直接乳房に当てて乳房内部を観察します。
触診ではわかりにくい小さなしこりの発見を得意とします。妊娠中の方でも受けられます。痛みやX線被ばくを伴わない検査です。
しこりができる前の乳がんあるいはしこりを作らないタイプの乳がんは発見が難しいことがあります。
こんな方におすすめ
- 家族に乳がんになった方がいる
- 過去に乳房超音波で異常があった方(のう胞、線維腺腫、乳腺症など)
- 過去にマンモグラフィで高濃度乳腺(デンスブレスト)と言われた事がある方
- 豊胸術後・再建術後の方
- 自己触診で気になるしこりがある方
- 乳房に痛みがある方
注意点
- 妊娠期・授乳期は、乳がんを発見しにくい時期だということをご了承ください。
マンモグラフィ
どんな検査?
X線で乳房を圧迫撮影し、乳房の内部を調べます。早期の乳がんのサインである石灰化を見つけることができます。しこりとして触れる前の早期の乳がんあるいはしこりを作らないタイプの乳がんも見つけることができます。乳房圧迫のため、検査中痛みがあります。機械の圧迫板に圧迫固定できる範囲の診断になります。(乳房サイズが非常に大きい場合、入りきらないことがあります。)
こんな方におすすめ
- 家族に乳がんになった方がいる
- 過去にマンモグラフィで異常があった方(カテゴリ-3以上の石灰化など)
注意点
- 授乳中でも検査は受けられますが、乳がんを発見しにくい時期だということをご了承ください。
- 以下の方は受けられません(必ず事前にお申し出ください)
- 妊娠中の方または妊娠の可能性のある方
- 植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器を装着されている方
- 豊胸術後・再建術後の方
- 髄液シャント術:V-P(脳室-腹腔)シャントカテーテルを施行されている方
経腟超音波
腫瘍マーカー卵巣CA125
どんな検査?
卵巣がんの腫瘍マーカーですが、卵巣がんであっても上昇しない場合もありますので、画像検査(骨盤MRI検査・経腟超音波検査)など組み合わせて受けることをおすすめします。
妊娠・月経、加齢、子宮筋腫・子宮内膜症(卵巣チョコレートのう胞・子宮腺筋症)でも上昇する場合があります。